れじぇんど おぶ らぱんげ!(挨拶)
先日寝ていたら、とても完成度の高い夢を見た。
せっかくなので忘れないうちに書き留めておこうと思う。
『シーン1:高山の人の物語』

それは今で言うと中世時代だろうか。
標高何千mの高山地帯に住む人々の物語。
そこは丘に登ると目の前には険しい山々が見え、雲が丘の下に漂っていた。
その雲の下にはうっそうとした森がずっと広がっている。
しかし、標高が高いだけあってここには独特の高山病があった。
この高山病にかかると、酔っぱらいのようにまっすぐ歩けなくなり
病気が進行するにつれて、脳に障害が出てくる。
酸素欠乏症に近い症状が現れるのだ。
この高山病になるという事はここでは寿命を意味していた。
人々はそんな厳しい環境にもかかわらず、
強く生き抜いていた。
『シーン2:襲われた村』

高山に住む、ある部族の村は魔物に襲われていた。
その魔物はライオンの様な蛇の様な、
想像上の動物で言うとまるでキマイラのようだった。
その魔物と一人戦う男がいた。
男は屈強な体と何者にも恐れない勇気を持っていた。
その部族の長だった。
長は持っている大きな、荒々しいノコギリのような大剣を、
キマイラに向かって振りかざした。
剣はキマイラの首と体を切り離し離れた首は胴体から遠くに放りだされた。
「やるな・・・若き長よ。」
キマイラは首だけでも生きて人の言葉を話した。
部族の長は止めを刺さそうと、再び大剣を構えた。
「だが・・・まだ甘い。」
決着がつくかに見えたが、
キマイラがふいに毒液を吐いた!
部族の長はすんででかわしたが、
その隙にキマイラは首だけで起用に動き、
ちぎれた胴体と首をくっつけ、
目にもとまらぬ動きで闇に消えた。
キマイラは不死の生物だった。
『シーン3:高みの小国』
その小さな国は標高何千mの高山地帯にあった。
崖からの眺めは雲が下に見えるほどだった
人々は畑を耕し少ない土地で家畜を育て慎ましく暮らしていた。
そんな小国の民のあこがれの職業は貿易商だった。
貿易商といっても山々に囲まれた陸の孤島のこの国では、
貿易は船ではなくリャマやアルパカといった動物達を使って、
山々をくりぬいた細い道を伝って国々をまわり
他国の文化を運び入れていった。
その品々は珍重され、
貿易商のする他国の話しは人々の心を躍らせた。
人は外国にあこがれ、
他の国に行くというのは人々の夢でもあった。
しかしこの国でも例の高山病があり、
この病気が発生すると地位の高い職業につけなくなり、
険しい崖や細い道を伝って国々へ回る貿易商も、
大切な他国の品を谷に落とさないように、
その役目からはずされ、
作物や反物を小国のゆきわたす輸送業務等に回さた。
その小国に、ある女の剣士が住んでいた。
父がその国では高名な剣術家で、
幼い頃からその父に剣術を教わり、
国では有数の剣術家であった。
しかし、父が高山病に倒れ長い眠りにつくと女剣士は剣術を辞め、
取れた作物や織物等を運ぶ仕事をして暮らしていた。
『シーン4:小国の戦争』

ある日、長きにわたって平和な小国に、
ある部族が攻め込んできた。
女剣士は小国を守る為に再び剣を取って戦った。
剣の腕はなまってはいなかった。
力任せに剣を振り回す部族の戦士達を、
華麗な剣技で打ち倒していく。
「この国で一番強い奴は誰だ。この私と誇りを賭けて勝負しろ!」
攻め込んで来た部族の長は高らかに声を上げてそう言った。
部族の長との戦いに名乗りを上げたのは小国の王だった。
王は若く、頭も切れ、剣の腕も一流であった。
女剣士も御多分にもれず、若き王に憧れを抱いていた。
王と長の激しい戦いがはじまる。
荒々しい長の一撃を若き王は持ち前の剣技で撃ち流していく。
戦いに勝ったのは若き王だった。
負けた部族の長は言った。
「この国の兵の剣技は素晴らしい。
私の部族の民がこの剣技を覚えれば、
村が魔物に襲われても戦う事ができただろう。
どうかこの国の剣技と戦術を私の部族に教えてはくれまいだろうか?」
先ほどまで敵同士だったのにもかかわらず、
魔物に襲われる恐ろしさを知っていたからだろうか、
小国と部族には不思議と友情のようなものが芽生えていた。
若き王はしばし考え、
「いいだろう、この国一番の剣士をあなたの村に遣わそう。」
そう言って王は女剣士を呼び寄せた。
若き王は女剣士の華麗な剣技をしっかりと見ていたのだった。
『シーン5:部族の村へ』

女剣士は初めての海外への旅に心躍らせていた。
戦いあった中とはいえ、
この部族の人々に悪い気持ちは無かった。
部族の村へは遠い。
もう少しで部族の村へ着くという時に、
一同は崖を渡す橋に出くわした。
それは、この部族の民がかけた細くて頼りない橋だった。
それは細長い石を崖を渡してかけてあり、
その上にはレンガにでかいホッチキスの芯をさしたよう足場を
ならべてあるだけのものだった。
女剣士は部族の文明の低さを呪った。
「あなた達の文明は、なんでこんな橋で渡れるの?」
橋の下は空だ。
落ちたら間違い無く死ぬだろう。
先頭にいる部族の長はさもなんでもないように、
スタスタ渡ってしまった。
女剣士も部族の長に見習って、
意を決して渡った。
レンガはただ置いてあるだけなので、
少しでも体重のかけ方を間違うと落ちそうになる。
女剣士は恐怖に駆られてバランスを崩した。
レンガを二、三個空に落としながら、
なんとか体勢を立て直す。
ほっと一息つくと、
後にいたドワーフのようなヒゲを蓄えた老戦士が笑い出した。
「お嬢ちゃんが渡ったら、わしらの文明は全部くずれちまうな!」
女剣士は顔を赤らめながら、おっかなびっくり橋を渡った。
『シーン6:キマイラとの決闘』

長い旅が終わり、部族の村に帰ってきた。
部族の戦士は疲れ切っており、
いつ魔物が襲ってくるかもわからないが、
彼らには休息が必要だった。
その時部族の長は言った、
「これは士気を高める必要がある。」
そう言うと、部族の長は村の広場の高台に立って叫んだ、
「みんな聞け!我らは魔物に勝たねばならん。
私が先頭に立ち戦う、その姿を見よ!」
そう言ったやいなや、
村の遠くで轟音がした。
部族の長は自分の大剣を持ち音のした所に駆けて行った。
女剣士は何事かと思い一足遅れで部族の長を追いかけていった。
女剣士が音のしたところに着くと、
戦いは始まっていた。
キマイラが剣を口にくわえ、
部族の長との壮絶な先頭を繰り広げていた。
火花が舞い、衝突の音が村に響き渡る。
部族の長は剣術的には未熟だったが、
持ち前の感性と破壊的な力でキマイラと五分に渡り合っていた。
女剣士は、部族の長が自分以上の天性の素質を持っているのを感じ、
その戦いに魅入っていた。
部族の長が何度かキマイラに斬撃を加えるが、
キマイラは持ち前の不死性で、
切断面が触れるとくっついて元通りになってしまう。
激しい戦いの後、
部族の長がキマイラの胴体を前足と後足にわけて縦に真っ二つにした!
しかし、キマイラが輪切りの頂点部分からくっついて再生しそうになる。
部族の長は冷静だった。
部族の長はくっつき始めた頂点部分ごと横方向に
シシカバブの肉をそぎとるように、
頭部に渡るまで真っ二つに切り落とした。
すかさず、吹き飛んだキマイラの体の上部分に部族の長は詰め寄った。
「見事だ、若き長よ。しかし、私を倒しても他の魔物がまだこの村を狙うだろう。」
キマイラは弱り切った声でそう部族の長に言った。
「襲われても守れるように、この村に剣術の先生を呼んだんだろうが!」
そう言って部族の長はキマイラの頭部へ斬撃を加え止めを刺し、
キマイラの脳を守る外殻の骨を抜き取った。
その骨は部族に取って魔物を倒した勇者の勲章であった。
女剣士は荒々しくも勇ましく戦う部族の長に、
心を奪われていた。
私の夢はここで終わり、
高山に住む小国と、
魔物に襲われる部族の村。
そして、
女剣士と若き王と部族の長。
彼らの物語の続きはまた夢の中で・・・。
先日寝ていたら、とても完成度の高い夢を見た。
せっかくなので忘れないうちに書き留めておこうと思う。
『シーン1:高山の人の物語』

それは今で言うと中世時代だろうか。
標高何千mの高山地帯に住む人々の物語。
そこは丘に登ると目の前には険しい山々が見え、雲が丘の下に漂っていた。
その雲の下にはうっそうとした森がずっと広がっている。
しかし、標高が高いだけあってここには独特の高山病があった。
この高山病にかかると、酔っぱらいのようにまっすぐ歩けなくなり
病気が進行するにつれて、脳に障害が出てくる。
酸素欠乏症に近い症状が現れるのだ。
この高山病になるという事はここでは寿命を意味していた。
人々はそんな厳しい環境にもかかわらず、
強く生き抜いていた。
『シーン2:襲われた村』

高山に住む、ある部族の村は魔物に襲われていた。
その魔物はライオンの様な蛇の様な、
想像上の動物で言うとまるでキマイラのようだった。
その魔物と一人戦う男がいた。
男は屈強な体と何者にも恐れない勇気を持っていた。
その部族の長だった。
長は持っている大きな、荒々しいノコギリのような大剣を、
キマイラに向かって振りかざした。
剣はキマイラの首と体を切り離し離れた首は胴体から遠くに放りだされた。
「やるな・・・若き長よ。」
キマイラは首だけでも生きて人の言葉を話した。
部族の長は止めを刺さそうと、再び大剣を構えた。
「だが・・・まだ甘い。」
決着がつくかに見えたが、
キマイラがふいに毒液を吐いた!
部族の長はすんででかわしたが、
その隙にキマイラは首だけで起用に動き、
ちぎれた胴体と首をくっつけ、
目にもとまらぬ動きで闇に消えた。
キマイラは不死の生物だった。
『シーン3:高みの小国』
その小さな国は標高何千mの高山地帯にあった。
崖からの眺めは雲が下に見えるほどだった
人々は畑を耕し少ない土地で家畜を育て慎ましく暮らしていた。
そんな小国の民のあこがれの職業は貿易商だった。
貿易商といっても山々に囲まれた陸の孤島のこの国では、
貿易は船ではなくリャマやアルパカといった動物達を使って、
山々をくりぬいた細い道を伝って国々をまわり
他国の文化を運び入れていった。
その品々は珍重され、
貿易商のする他国の話しは人々の心を躍らせた。
人は外国にあこがれ、
他の国に行くというのは人々の夢でもあった。
しかしこの国でも例の高山病があり、
この病気が発生すると地位の高い職業につけなくなり、
険しい崖や細い道を伝って国々へ回る貿易商も、
大切な他国の品を谷に落とさないように、
その役目からはずされ、
作物や反物を小国のゆきわたす輸送業務等に回さた。
その小国に、ある女の剣士が住んでいた。
父がその国では高名な剣術家で、
幼い頃からその父に剣術を教わり、
国では有数の剣術家であった。
しかし、父が高山病に倒れ長い眠りにつくと女剣士は剣術を辞め、
取れた作物や織物等を運ぶ仕事をして暮らしていた。
『シーン4:小国の戦争』

ある日、長きにわたって平和な小国に、
ある部族が攻め込んできた。
女剣士は小国を守る為に再び剣を取って戦った。
剣の腕はなまってはいなかった。
力任せに剣を振り回す部族の戦士達を、
華麗な剣技で打ち倒していく。
「この国で一番強い奴は誰だ。この私と誇りを賭けて勝負しろ!」
攻め込んで来た部族の長は高らかに声を上げてそう言った。
部族の長との戦いに名乗りを上げたのは小国の王だった。
王は若く、頭も切れ、剣の腕も一流であった。
女剣士も御多分にもれず、若き王に憧れを抱いていた。
王と長の激しい戦いがはじまる。
荒々しい長の一撃を若き王は持ち前の剣技で撃ち流していく。
戦いに勝ったのは若き王だった。
負けた部族の長は言った。
「この国の兵の剣技は素晴らしい。
私の部族の民がこの剣技を覚えれば、
村が魔物に襲われても戦う事ができただろう。
どうかこの国の剣技と戦術を私の部族に教えてはくれまいだろうか?」
先ほどまで敵同士だったのにもかかわらず、
魔物に襲われる恐ろしさを知っていたからだろうか、
小国と部族には不思議と友情のようなものが芽生えていた。
若き王はしばし考え、
「いいだろう、この国一番の剣士をあなたの村に遣わそう。」
そう言って王は女剣士を呼び寄せた。
若き王は女剣士の華麗な剣技をしっかりと見ていたのだった。
『シーン5:部族の村へ』

女剣士は初めての海外への旅に心躍らせていた。
戦いあった中とはいえ、
この部族の人々に悪い気持ちは無かった。
部族の村へは遠い。
もう少しで部族の村へ着くという時に、
一同は崖を渡す橋に出くわした。
それは、この部族の民がかけた細くて頼りない橋だった。
それは細長い石を崖を渡してかけてあり、
その上にはレンガにでかいホッチキスの芯をさしたよう足場を
ならべてあるだけのものだった。
女剣士は部族の文明の低さを呪った。
「あなた達の文明は、なんでこんな橋で渡れるの?」
橋の下は空だ。
落ちたら間違い無く死ぬだろう。
先頭にいる部族の長はさもなんでもないように、
スタスタ渡ってしまった。
女剣士も部族の長に見習って、
意を決して渡った。
レンガはただ置いてあるだけなので、
少しでも体重のかけ方を間違うと落ちそうになる。
女剣士は恐怖に駆られてバランスを崩した。
レンガを二、三個空に落としながら、
なんとか体勢を立て直す。
ほっと一息つくと、
後にいたドワーフのようなヒゲを蓄えた老戦士が笑い出した。
「お嬢ちゃんが渡ったら、わしらの文明は全部くずれちまうな!」
女剣士は顔を赤らめながら、おっかなびっくり橋を渡った。
『シーン6:キマイラとの決闘』

長い旅が終わり、部族の村に帰ってきた。
部族の戦士は疲れ切っており、
いつ魔物が襲ってくるかもわからないが、
彼らには休息が必要だった。
その時部族の長は言った、
「これは士気を高める必要がある。」
そう言うと、部族の長は村の広場の高台に立って叫んだ、
「みんな聞け!我らは魔物に勝たねばならん。
私が先頭に立ち戦う、その姿を見よ!」
そう言ったやいなや、
村の遠くで轟音がした。
部族の長は自分の大剣を持ち音のした所に駆けて行った。
女剣士は何事かと思い一足遅れで部族の長を追いかけていった。
女剣士が音のしたところに着くと、
戦いは始まっていた。
キマイラが剣を口にくわえ、
部族の長との壮絶な先頭を繰り広げていた。
火花が舞い、衝突の音が村に響き渡る。
部族の長は剣術的には未熟だったが、
持ち前の感性と破壊的な力でキマイラと五分に渡り合っていた。
女剣士は、部族の長が自分以上の天性の素質を持っているのを感じ、
その戦いに魅入っていた。
部族の長が何度かキマイラに斬撃を加えるが、
キマイラは持ち前の不死性で、
切断面が触れるとくっついて元通りになってしまう。
激しい戦いの後、
部族の長がキマイラの胴体を前足と後足にわけて縦に真っ二つにした!
しかし、キマイラが輪切りの頂点部分からくっついて再生しそうになる。
部族の長は冷静だった。
部族の長はくっつき始めた頂点部分ごと横方向に
シシカバブの肉をそぎとるように、
頭部に渡るまで真っ二つに切り落とした。
すかさず、吹き飛んだキマイラの体の上部分に部族の長は詰め寄った。
「見事だ、若き長よ。しかし、私を倒しても他の魔物がまだこの村を狙うだろう。」
キマイラは弱り切った声でそう部族の長に言った。
「襲われても守れるように、この村に剣術の先生を呼んだんだろうが!」
そう言って部族の長はキマイラの頭部へ斬撃を加え止めを刺し、
キマイラの脳を守る外殻の骨を抜き取った。
その骨は部族に取って魔物を倒した勇者の勲章であった。
女剣士は荒々しくも勇ましく戦う部族の長に、
心を奪われていた。
私の夢はここで終わり、
高山に住む小国と、
魔物に襲われる部族の村。
そして、
女剣士と若き王と部族の長。
彼らの物語の続きはまた夢の中で・・・。